八丈島でスマートモビリティの実証事業が7月より開始されます!
スマートモビリティとは?
スマートモビリティとは、最新の技術を活用して移動手段を効率化し、環境にも優しい移動サービスのことです。
例えば、バスはみんなで乗れますが、目的地まで行くのに時間がかかったり、実際は誰も乗らないor降りないバス停にも行くので、燃費効率が悪いところがあります。
タクシーも、バスに比べて目的地までは短い距離と時間で着くことができますが、基本的には乗り合いしないサービスなので、やはり燃費効率は下がります。
また、自転車は移動時にCO2を排出しないですが、家以外を起点として移動するには不向きですね。
このような従来の交通や移動をよりエコで効率的にするために、AIやIoTなどの最新テクノロジーを活用するシステムを、スマートモビリティと呼びます!
八丈島で展開されるスマートモビリティ
AIデマンドタクシー
バスとタクシーのいいとこ取りをAIで実現したサービスです。
スマホアプリや電話を使って、指定の停留所(乗降ポイント)にデマンドタクシーを呼び出すことができ、島内の乗り降りをAIが把握して最適なルートを計算して運行します。待ち時間も移動時間はバスより短く、乗り合いにすることでタクシーより安くCO2排出量も全体で見ると少なく運行できます。
坂上地域と坂下地域に分かれて乗降ポイントが設定されていますが、特定の乗降ポイントでは坂下⇔坂上の乗り継ぎができるため、坂下から坂上に行きたい場合も対応可能です!
料金はおとな500円、こども(中学生以下)100円。1日乗り放題チケットが1500円。
令和6年度の運用予定は2024年7月1日から、2025年1月15日までです。
免許がないメンバーだけで八丈島に行くのも安心ですね!
シェアリングモビリティ
シェアリングモビリティは、電動アシスト自転車のシェアリングサービス。八丈島の坂下地域に6箇所ステーションができ、好きなところから自転車を借りて返せます。島には坂道がつきものですが、電動アシストがあれば楽々移動できますね。こちらも自動車免許がなくても利用できるので、学生さんや、宿からちょっと離れたところに行きたいときに重宝します。
利用料金は30分275円~。令和6年度の運用予定は2024年7月17日から、2025年1月17日までです。
坂下地域のみの利用となり、ふれあい牧場(八丈富士側)へのチャレンジはお控えくださいとのこと。アシストがあっても自転車では登れない坂ですからね…。
自動運転バス
自動走行で、八丈島空港と底土港の間を運行するバスです。
2024年7月20日から8月16日と他のサービスより実施期間が短めです。
八丈島のスマートモビリティは、実証事業でまだまだ進化中。これからも新しい技術が導入され、島の経済や観光にも良い影響を与えてくれるハズ!ぜひ来島の際は試しに使ってみてくださいね。
詳しくは八丈島スマートモビリティサービス実証事業サイトをご覧ください!