
お見送り手旗|新島高校の生徒による新しいお見送り方法とは?
新島高校発!お見送り手旗とは?
新島高校発!お見送り手旗とは、東京都立新島高等学校の生徒会が企画した、新しい船のお見送りの形です。
伊豆諸島では進学や赴任先の変更などで、春に島を離れる人が多い傾向にあります。その際、お世話になった方や、家族を見送るためにカラフルな紙テープが使われていました。
しかし、海洋汚染や安全運行の問題から、2025年3月からは使用禁止が東海汽船からアナウンスされました。

紙テープを使ったお見送りは、島の人たちにとっても、島を離れる人にとっても、最後に島の大切な思い出を作る瞬間のひとつでした……。
そこで立ち上がったのは、なんと新島高校の生徒会!「紙テープの代わりになる新しいお見送り方法を考えよう!」と呼びかけ。
新しいお見送りは手旗で!新島高校生徒会が立ち上がった!
紙テープが使えなくなる代わりの新しいお見送りの方法として「オリジナル手旗」を提案。
生徒会のみんなが、島を離れる人たちへの感謝の気持ちを込めて、このプロジェクトを企画しました。



2島1村の新島村。新島と式根島、両方の島で使えるように共通のデザインにしたそうです。
手旗はどこで買える?
新島高校の生徒会が作った手旗は、新島と式根島の両方で手に入ります。
新島では「いさばや」(船客待合所の中にある売店)、式根島では式根島観光協会などで販売しています。
販売は3月2日から。1個300円で1人2個までです。
それぞれの島で100個限定で開始し、追加販売も予定しているようです。



詳しい情報は、新島高校生徒会のインスタグラムでチェック!



新島高校の生徒さんたちの行動は、他のどの島より早かったし、高校生が発案して販売まで企画~実行したことがとにかくすごい!!!
この手旗でお見送りされる先生がいらっしゃったら、絶っ対に一生忘れない思い出になるはずです。
それぞれの島で、それぞれの想いを込めた手旗を振ってお世話になった人をお見送りできたら、離島する人も思い出に残るはず。新しい島の春のお見送りとなることを期待しています。