あめりか芋とは?特徴やおすすめの食べ方をご紹介!
画像出典:新島村農協
今回は、新島村で栽培されているさつまいもの品種「あめりか芋」についてご紹介します。
あめりか芋とは?
あめりか芋は、甘みが強くしっとりとした食感が特徴のさつまいもです。
甘さは安納芋に匹敵するレベルですが、食感はほくほくしてあっさりした甘みで、食べやすくおいしいお芋です。
個人的には普通のさつまいもの中では安納芋が一番好きなのですが、ねっとりしすぎて喉につまりそうになることがあるので(慌てて食べるからなんですけど…)、パクパク食べても喉につまる感じがないのにしっかり甘いあめりか芋が好きですっ!
外見は安納芋のような短くコロッとした形状(単紡錘形)で、全体の色が白っぽくジャガイモっぽい色みをしています。
「あめりか芋」という名前の由来は、明治時代にアメリカから伊豆諸島に持ち込まれたイモだったからと言われています。品種名では「七福」と呼んでいます。
新島に限らず伊豆諸島は火山活動によって形成された島々で、火山灰質の土壌のため、いもの栽培に適しています。またあめりか芋は貯蔵することで糖度が増してくるタイプで、長期保存にも向きます。稲作に向かない新島では特に貴重な食料源として重宝され、主食にもおやつにも向く食べ物として親しまれてきました。
あめりか芋の美味しい食べ方
あめりか芋はサツマイモの一種なので、手頃な食べ方としては焼き芋で食べるのがおすすめです。家庭で手軽に食べるなら電子レンジで作るのもよし。
また、新島を代表する焼酎『島自慢』にはこのあめりか芋を使った芋焼酎の『七福』があります。
仕込みできる量に限りがあるため、限定品として流通しています。
金のラベルで高級感があるのと、なかなか手に入らないので芋焼酎好きの方へのプレゼントにも!
あめりか芋はどこで買える?
あめりか芋は、新島村農協のほか、食べチョクなどで手に入ります。
新島産 あめりか芋 Mサイズ 5kg ※送料別 | 新島村農協 powered by BASE
あめりか芋は、一般的に「七福」といわれ、貯蔵性が高く、また貯蔵することで糖度が増してくる「密芋」タイプのサツマイモです。焼き芋、芋ご飯、天ぷら、芋けんぴなど、様々な調理法でお楽しみください。